みなさんこんにちは。
秋津です。
今年の東京新聞杯のメンバーを見ると、牝馬の出走が例年より多めな印象ですね。
このレース、実はここがポイントだったりします。
面白い馬がいますので、最後まで読んで頂けると幸いです。
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
なんと言っても「ヴィクトリアマイルトライアル」の意味合いが強いですよね。
そもそも、古馬の牝馬にとっての春の目標はヴィクトリアマイルになりますが、秋の目標はエリザベス女王杯なので、距離に600mの開きがあります。
ですから、エリ女に出るような牝馬からしたら春に向けてマイル仕様にアジャストする必要があり、東京新聞杯はまさにその舞台としてうってつけ。
実際、このレースでの牝馬の数字を見てみると、過去10年で勝率は19.0%、連対率は38.1%、複勝率は47.6%と驚異的な数値です。
今年のメンバーを見ても、前走秋華賞2着のマスクトディーヴァやNHKマイル2着のウンブライルなど、いかにもって感じの馬がいますので1頭も絡まないなんてことはないでしょう。
あとは…やはり、前が止まらない馬場状態に注目すべきかもしれません。
開催2週目ですから、昨年のウインカーネリアンのように先行逃げ切りが穴のポイントになりそうな予感がします。
まとめると、
- 牝馬
- 先行馬に穴の妙味
これらを中心に選んでいきたいと思います。
上位人気馬について
マスクトディーヴァ(父:ルーラーシップ/母:マスクオフ/母父:ディープインパクト)
先にも触れましたが、1番人気でも仕方ないですね。
前走の秋華賞は勝ち馬のリバティアイランドよりも強い内容だったと思いますが、位置取りの差で負けた2着だったと思います。
初のマイル戦であることや久々の左回りなど、不安な点もありますが、それを加味しても飛ぶようなことは考えにくいです。
軸馬として最適な1頭だと思います。
ジャスティンカフェ(父:エピファネイア/母:カジノブギ/母父:ワークフォース)
正直な話、前走の3着は展開に恵まれてのものという印象が拭えません。
しかし、左回りに戻るのはエプソムC勝ちがあるのでマイナスではありません。
強い馬ではあるものの、どうしても追い込み馬なので展開待ちなところがあります。
今回のメンバーでは実力上位なのは確かなので、昨年4着からの巻き返しに期待です。
ウンブライル(父:ロードカナロア/母:ラルケット/母父:ファルブラヴ)
牝馬ながら牡馬相手のNHKマイルCで2着に来ましたから、同世代での比較では実力があることを見せつけました。
しかし、今回は世代間での比較になります。
こちらも正味な話、昨年のNHKマイルCのメンバーレベルはそれ程高くなかったように思いますので、ルメールが乗るからと言って人気になるのであれば、思い切って消しでも良いのかなと。
9ヶ月の休み明けですし、同型の追い込み馬も多いので、こちらも展開待ち。
余程ペースが流れなければ、あえなく惨敗もありうるかもしれません。
注目馬について
アヴェラーレ(父:ドゥラメンテ/母:アルビアーノ/母父:Harlan's Holiday)
我がシルクの馬だという点がこの馬を買う最大のポイントです。
そもそもシルクでは、牝馬の引退は原則6歳3月末に設定されています。
つまりは、どんなに頑張っても今年のヴィクトリアマイルには出られない訳ですね。
そう考えると、本来なら2走前のMBSスワンS 7着の結果をもって引退にすれば良いのに、前走で京都金杯を使い、今回また東京新聞杯に出てくる訳です。
この過程から、管理する木村哲也調教師や陣営としてはこの馬を評価していると推察できます。
恐らく、成績を残している左回り&木村厩舎の得意舞台でダメなら大人しく引退しようということなのでしょう。
コナコースト(父:キタサンブラック/母:コナブリュワーズ/母父:キングカメハメハ)
色々迷ったんですが、この馬にしてみました。
近走の成績が振るわないので評価も低いんですが、そもそも昨年の桜花賞やチューリップ賞は先行して強い内容の2着でした。
2走前の秋華賞も「やむなく逃げてしまった」という感じだったように思います。
今回から鞍上が東京をよく知る戸崎騎手に変わるのもプラスですし、展開が向いての馬券入りを期待しています。
予想
◎マスクトディーヴァ
◯アヴェラーレ
▲ジャスティンカフェ
△コナコースト
△ルージュリナージュ