みなさんこんにち。
秋津です。
今週から5週連続でG1レースが東京競馬場で開催されます。
その初戦を飾るのがNHKマイルカップ。
過去には藤岡康太騎手は柴田大知騎手がG1初勝利を飾り、大波乱を巻き起こすレースとして有名ですね。
しかし、今年は最優秀2歳牡馬・牝馬が共に参戦してくるなど、実力馬揃いで固く決まりそうな予感…
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
とにかく荒れているレースですよね。
昨年は9番人気のシャンパンカラーが勝利して、三連単は約26万円。一昨年は18番人気のカワキタレブリーが3着にきたことによって三連単は約153万円になりました。
そもそも、なぜ荒れるのかというと、古馬のマイルG1と違って本質的にはスプリンターである馬まで出てくるのでペースが速くなり、差し決着になりやすいからですね。
これまでのレースで脚を余したことが原因で結果を残せず、馬柱が汚れているが故に舐められている馬が巻き返している訳ですね。
言い換えれば、そういう馬を狙えれば馬券も当たりそうなんですが…
まず、前走での成績を見てみると、過去5年間で馬券になった15頭のうち、前走で1着だった馬は2頭しかおらず、むしろ前哨戦であるNZTやアーリントンCを2着以下に負けてきたぐらいの方が成績が良いですね。特に昨年のシャンパンカラーのように東京マイルの成績がある馬がいる場合には要注目です。
また、血統面でアプローチするならば、ダンチヒとストームバードとダイワメジャーがポイントでしょう。
父ダイワメジャーは19年にアドマイヤマーズが勝利し、翌20年にレシステンシアが2着、22年にマテンロウオリオンが2着になりました。おそらく、他のサンデー系種牡馬と比較してマイラーのイメージが強いからなんでしょうね。
一方、ダンチヒ系もしくはストームバード系の影響を受けた馬は15頭中13頭もいますので、見逃せません。
まとめると、
これらを中心に選んでいきたいと思います。
上位人気馬について
アスコリピチェーノ(父:ダイワメジャー/母:アスコルティ/母父:Danehill Dancer)
1番人気であってもケチをつけようがないですね。
前走の桜花賞は2着でしたが、勝った阪神JFよりも時計を縮めました。
直行ローテで余裕があるからなのか、最終追い切りもCWでしたし、早い流れでのレースで差してきた経験もあります。
牡馬相手でも充分勝ちにいける1頭ですね。
強いて言えば、今週から復帰するルメール騎手の調子がどうかというところですかね。
ジャンタルマンタル(父:パレスマリス/母:インディアマントゥアナ/母父:Wilburn)
一転して不安なのが本馬ですね。
前走が皐月賞であるローテ自体はアドマイヤマーズ他で実績がありますが、今年の皐月賞はレコード決着。管理する高野調教師もその辺ははっきりと言及しませんでしたね。
今年は明確なスプリンターが少ないので、思ったほど流れが早くならなければチャンスはありそうですが、例年通りの展開になれば完全に沈む1頭です。
何より、朝日杯FSのタイムは阪神JFより1秒以上遅かったですし。
ここは思い切って消しの判断です。
ボンドガール(父:ダイワメジャー/母:コーステッド/母父:Tizway)
「こういう馬が来るんだよ」枠の1頭。
前走NZT2着でしたが、東京マイルでの実績がありますし、牡馬との対戦も経験済みです。
強いて言うならば、同世代の牝馬との力関係がわからないことと折り合い面でしょう。
阪神JFは出走回避、桜花賞は抽選落ちと、とにかく情報不足です。
チェルヴィニアと同様に過剰評価になっていないか試金石の一戦ですね。
注目馬について
ダノンマッキンリー(父:モーリス/母:ホームカミングクイーン/母父:Holy Roman Emperor)
朝日杯FSでは3番人気でしたが8着に敗れました。
しかし、ファルコンSで巻き返したのにはたまげましたね。
前走勝ってきているので、本筋から少し離れてしまうのですが、母父はダンチヒ系ですし、北村友一騎手とは手が合っていそうです。
やや舐められ気味の1頭だと思います。
シュトラウス(父:モーリス/母:ブルーメンブラット/母父:アドマイヤベガ)
前走のファルコンFは出遅れたと思いきや、あえて下げていたんですね。
9着と結果は伴いませんでしたが、馬群に突っ込んでいった結果前が壁になっただけですし、上がりも2位をマークしました。
そもそも、東京コースでは3戦して1回も馬券を外していませんし、北村宏司騎手に乗り替わったことで、矯正された結果がここで発揮されそうな予感がします。
予想
◎アスコリピチェーノ
○ボンドガール
▲ゴンバデカーブース
△ダノンマッキンリー