みなさんこんにちは。
秋津です。
香港チャンピオンズデーのメインRといえば、クイーンエリザベス2世カップですね。
エリザベス女王の名を冠したレースが香港競馬にも存在するのはイギリス統治時代の名残ですね。
このレース自体は過去にラヴズオンリーユーやウインブライトが勝利していますから、チェアマンズSPやチャンピオンズMに比べれば日本馬にもチャンスがあるといえます。
今年はどの馬が勝利するのでしょうか?
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
香港競馬はオーストラリアから転厩が多いこともあって、マイル以下では現地香港の馬が強い一方で、このQE2世Cに関しては海外馬にもチャンスがあります。
昨年はプログノーシスが2着、イギリスのドバイオナーが3着になりました。
そもそも、このQE2世Cの前哨戦というものがなく、現地馬は香港ゴールドCや香港ダービーから出走してくるか、チェアマンズトロフィーから距離延長してくる馬が多いのですが、今年は日本から参戦してくる馬も実績馬ばかりですから、距離延長組は分が悪いでしょう。
また、血統的にはターントゥ系やサドラーズウェルズ系の馬の好走が目立ちますね。
日本で主流のサンデーサイレンスもこのターントゥ系に該当しますから、好走例が多いのも納得です。
まとめると、
- コース実績
- ターントゥ系とサドラーズウェルズ系
これらを中心に選んでいきたいと思います。
上位人気馬について
ロマンチックウォリアー(父:Acclamation /母:Folk Melody/母父:Street Cry )
昨年の香港C勝ち馬ですから、ここでも人気するのは納得の実績馬。
年齢的にも衰えを心配するほどではないですし、前走が香港ゴールドCなのも王道ローテ。
しかし、稍重の馬場がどうでしょうか?4走前に稍重の馬場で4着に負けているように道悪が得意とは言えなさそうです。
相手に買う分には良いかもしれません。
プログノーシス(父:ディープインパクト/母:ヴェルダ/母父:Observatory )
前走の金鯱賞は八分のできながらも他馬を寄せ付けない圧勝を見せてくれたように、年齢を気にする必要はないでしょう。
昨年2着の実績もありますから、ここで勝ち負けできる実力はありそうです。
ただ、やや後ろからの馬ですから、前が壁になった時に取りこぼしそうなのが心配ですね。
マッシヴソヴリン(父:No Nay Never /母:Sweet Charity/母父:Myboycharile )
前走の香港ダービーは強い内容だったと思います。
走破時計も2分を切る好タイムでしたし、初めての重賞挑戦になりますが、抑えておくべき1頭と言えるでしょう。
中段からの追い出しが決まれば勝ちまで考えられそうです。
注目馬について
ドバイオナー(父:Pride Of Dubai /母:Mondelice/母父:モンジュー )
昨年の3着馬で道悪も問題ありません。
鞍上がマーカンド騎手なのもこのレースに関して言えば不安はありません。
ハッピートゥギャザー(父:Dragon Pulse /母:Ruby Girl /母父:Fast Company )
前走チェアマンズトロフィー組が厳しいことは評価として変わりないのですが、一発期待できそうな馬を上げるとすれば本馬。
2走前のハンデ戦は60.5kgを背負いつつ稍重で勝利したことは評価できなくないです。
3着ぐらいにきたら嬉しいかも。
予想
◎プログノーシス
○マッシヴソヴリン
▲ロマンチックウォリアー
△ドバイオナー
△ハッピートゥギャザー