みなさんこんにちは。
秋津です。
これも何度言ったことかの京都開催戻り。
阪神開催で行われた昨年はドウデュースが圧勝し、ドバイターフへの足掛かりにしました。
しかし、今年のメンバーを見てみると、次走で海外遠征を控えている馬はいなさそうです。
ですので、純粋な力くらべとみて良さそうですね。
このブログを始めて読む方は下記の記事も読んで頂けると幸いです。
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
このレースを考察するに当たって重要になりそうなのが、「なぜこのレースがG2なのか」という点です。
少し前までは「春初戦にこのレースに出走して、阪神大賞典も使って天皇賞・春に出る」ステップが一般的でした。
まあ、少しづつ距離を伸ばしていくのはわからなくもないですし、春天に出るような馬ですから前走は有馬記念だったことも珍しくありませんでした。
しかし、大阪杯がG1になってからはもっぱら関西馬のステップレースになり、海外遠征が盛んになってくると、ドバイや香港に遠征する馬が春初戦の足慣らしに使うようになりました。
そもそも、大阪杯の前哨戦として関西馬が出られそうなレースがこの京都記念と金鯱賞しかないわけで、金鯱賞を選択すると中2週になって調整も大変なので、京都記念が選ばれると言ったロジックな訳ですね。
それ故、一昨年のようにアフリカンゴールドが勝って大荒れしたのは、言わば外れ値みたいなもので、基本的には硬く決まるレースです。
最後に馬場状態ですが、やはり外が有利と見て良いでしょう。
先週のレースも内を立ち回った馬はことごとく脱落していましたし、今回のメンバーを見るとバビットとアフリカンゴールドが飛ばして流れそうなので、差し・追い込みによりチャンスが回ってきそうですね。
まとめると、
- 人気上位馬
- 追い込み馬か外めの先行馬
を中心に選んでいきたいと思います。
上位人気馬について
ベラジオオペラ(父:ロードカナロア/母:エアルーティーン/母父:ハービンジャー)
前走のチャレンジCは勝ちこそしたものの、半年の休み明けで馬体重も20kg増と「なんとか勝った」という表現がぴったりだったように思います。
うーん…2走前にダービーでタイム差なしの4着に来た経験があるので、2200mが本質的に合わないとは思わないですが、枠が内よりなので、先行すると惨敗まであり得そうな一頭だと思います。
当日の馬体重には注意が必要で、本命を打つのは怖いですね。
ルージュエヴァイユ(父:ジャスタウェイ/母:ナッシングバットドリームズ/母父:Frankel)
上位人気で本命にするならこの馬でしょう。
今回牝馬の出走は2頭しかありませんが、過去にはクロノジェネシスやラヴズオンリーユーが勝っているレースですから、マイナスではありません。
3走前のエプソムCでは牡馬と実質同斤量を背負って強い内容の競馬してましたし、前走のエリザベス女王杯は初の京都遠征かつ2200mだったにも関わらず2着に好走しましたから、牡馬相手にも引けは取らないと思います。
プラダリア(父:ディープインパクト/母:シャッセロール/母父:クロフネ)
前走の有馬記念は14番枠からの先行でしたから、勝ち目はありませんでした。
やはりG1ではやや家賃が高いかもしれません。
しかし、2走前の京都大賞典で勝利してますので、京都自体は合うでしょうし、2400mの重賞を2勝していますから距離も問題ないと思います。
しかし、今回は内めの枠を引いてしまいましたし、先行馬なので余程上手く乗る必要がありそうです。
注目馬について
マテンロウレオ(父:ハーツクライ/母:サラトガヴィーナス/母父:ブライアンズタイム)
前走の中山金杯では本命にしました。まあ、見事に沈んでしまったんですが。
とはいえ、おそらく中山が不得意なのであって、右回りが致命的なのではないでしょう。
何より、昨年の京都記念in阪神では2着に好走していましたし、なぜ出たのか謎だった天皇賞・春では5着に好走しています。
ハーツクライ産駒で母父ロベルト系といえば、AJCCで勝ったチャックネイトがいますね。今開催で荒れに荒れて力を要する今の京都の馬場であれば向いているのではないかと思います。
ブレイヴロッカー(父:ドゥラメンテ/母:シティイメージ/母父:Elusive City)
正直この馬の良いところは特にないと思うので、4頭だけでも良いかなと思ったんですが、しかしこのところずっと上がり3位以内をマークしているし、展開が向きそうというだけで挙げた1頭。
2走前の鳴滝特別とか昨年の重馬場で行われた京都大賞典とタイム変わらないし。
オッズもまあまあだし、それほど美味しいとは思えないので、ワイドで買うぐらいかも。
予想
◎ルージュエヴァイユ
◯マテンロウレオ
▲ベラジオオペラ
△プラダリア
△ブレイヴロッカー