みなさんこんにちは。
秋津です。
今週は大阪杯ですね。
個人的にはエフフォーリアが中団で揉まれて沈んだショッキングなイメージのレースですが、みなさんいかがでしょう?
今春の中距離路線の王者はどの馬になるのでしょうか?
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
2000mという距離で行われることから、一見すると順当に決着が決まりそうな感じがしますが、意外とクセがあるレースですね。
先にも触れましたが、エフフォーリアほどの馬でさえも人気を背負って飛んでしまいました。
それは一体なぜなのか?
おそらくこのレースが阪神の内回りで行われるからではないでしょうか?
過去5年間で見てみると、馬券になった15頭の中で阪神2000mはおろか、阪神競馬場で初めて走った馬は2020年のダノンキングリーの1頭だけ。
エフフォーリアも初めて阪神競馬場を走ったレースでした。
G1レースでここまでコース適性が求められるのは珍しい傾向と言えます。
今年も人気上位馬の中に何頭か初めて阪神を走る馬がいますね。
また、コーナーがきつい上にゴール前の直線が短いこともあり、瞬発力勝負よりかはスピードの持続力勝負になりやすい為、母父に米国血統を持つ馬が多く馬券になっていますね。
昨年の勝ち馬ジャックドールと2018年の勝ち馬スワーヴリチャードおよび2020年3着のコントレイルは母父がUnbridled's Song、一昨年の勝ち馬ポタジェは母父がAwesome Again、2021年勝ち馬で一昨年2着のレイパパレと2020年2着のクロノジェネシスは母父がクロフネなどなど…
特にディープインパクト産駒との組み合わせは注目です。
まとめると、
- 阪神を走ったことのある馬
- 前めにポジションを取れる馬
- 母父米国血統
これらを中心に選んでいきたいと思います。
人気上位馬について
タスティエーラ(父:サトノクラウン/母:パルティトゥーラ/母父:マンハッタンカフェ)
前走の有馬記念は不利もあった6着で度外視して良いでしょう。
これまでの競馬を見ても上がり最速を1回も使ったことがないところを見ると、この馬の強みは器用さであると言えるでしょうから、大阪杯向きのように思えます。
しかし、初めての阪神であることや血統的にもこのレースには向かないと思います。
一応母系にフレンチデピュティを含んではいるんですけどね。
宝塚記念とか出てきたら買いたい馬ではあります。
ローシャムパーク(父:ハービンジャー/母:レネットグルーブ/母父:キングカメハメハ)
米国血統が走りやすいレースではダンチヒ系も走りやすい傾向があります。
ですから、ハービンジャーの産駒である本馬も期待は持てますが…
こちらも初めての阪神なんですよねぇ…
前走の香港C 8着は初めての海外遠征でしたし、管理する田中博康厩舎も新進気鋭の厩舎な分ノウハウが足りなかっただけですから度外視で良いと思います。
ただ、乗り替わりになることがわかっていたのにも関わらず前哨戦を叩いてこなかったことも気になりますし、ここは思い切って消しでいきたいですね。
ベラジオオペラ(父:ロードカナロア/母:エアルーティーン/母父:ハービンジャー)
馬主の林田祥来氏は関西でパチンコ店を経営するご当地馬主。
それ故、この大阪杯がメイチなのは言うまでもありませんね。
実際、同舞台のチャレンジCを勝利した経験がありますから、人気上位馬の中で言えば不安が少ない馬だと思います。
ベラジオちゃんねるの更新も楽しみですね笑
注目馬について
プラダリア(父:ディープインパクト/母:シャッセロール/母父:クロフネ)
阪神は去年の宝塚記念で経験済みですし、ディープインパクト産駒で母父がクロフネ。
ん?どこかで聞いたことあるぞ?
今年最も条件が合いそうなのがこの馬ですね。
正直なところ、この馬はG1では少し足りないところがあるイメージですが、今年はドバイの影響もあって同世代の有力馬は軒並み出走してきていません。
ですから、G1タイトルを掴むとすれば今年でしょう。
管理する池添学調教師はドバイに遠征しているのでいませんが、鞍上の池添兼一騎手との兄弟制覇に期待です。
ハーパー(父:ハーツクライ/母:セレスタ/母父:Jump Start)
デビュー戦が今回と同舞台でした。
前走の有馬記念は秋3戦目でしたし、距離も少し長い印象でしたから度外視で問題ないでしょう。
乗り替わりがないことも好材料ですし、ハーツクライ産駒は晩成傾向にあるので、古馬になってからの成長に期待です。
予想
◎プラダリア
◯ベラジオオペラ
▲ハーパー
△ジオグリフ
△ソールオリエンス