みなさんこんにちは。
秋津です。
いよいよ牝馬クラシック路線の前哨戦であるチューリップ賞ですね。
伝統あるレースですし、ここから桜花賞につながる馬が多数輩出されていますから、注目せずにはいられません。
今年は2歳G1で結果を残した馬から良血馬まで幅広く出走しますので、混戦になりそうです。
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
桜花賞のトライアルレースですので、3着までには優先出走権が付与されます。
昨年は2着馬のコナコーストと3着のペリファーニアがともにその後の桜花賞でも2,3着になりました。
で、肝心なこのレースの特徴と言えば、まさに「前有利」です。
昨年の勝ち馬であるモズメイメイはそのまま逃げてハナ差の勝利。
あのメイケイエールですら折り合い苦労しながらもエリザベスタワーと同着の勝利でした。
とにかく前有利、何がなんでも前有利なレースがこのレースの特徴ですね。
ついでに言うと、このレースの特徴という訳ではないものの、阪神の1600mは3コーナーまでの直線が長いので、一見すると内枠と外枠の差が少ないように見えますが、その実大外枠の成績は良くないですね。
枠番で言えば、1枠から7枠までの複勝率が20%を超えるのに対して、8枠は約17%と飛び抜けて低いです。
昨年の朝日杯FSでシュトラウスが人気を背負って飛んだのが記憶に新しいですね。
まとめると、
- 内枠
- 先行馬
これらを中心に選んでいきたいと思います。
上位人気馬について
タガノエルピーダ(父:キズナ/母:タガノレヴェントン/母父:キングカメハメハ)
これは飛ぶ(断言)
ぱっと見、牡馬相手の朝日杯FSで3着に来たので実力があるように見えますが、タイムを見てみると1:34:0。
勝ち馬のジャンタルマンタルでさえも1:33:8であり、これは阪神JFで出遅れて7着に敗れたスウィープフィートよりも遅いタイムです。
そもそも昨年の朝日杯FSのレベルがそれほど高くなかったという評価なので、展開が向いたというのが正しいでしょう。
大外枠にも入ってしまいましたし、今回は切ろうと思います。
ガルサブランカ(父:キズナ/母:シャトーブランシュ/母父:キングヘイロー)
イクイノックスの半妹である良血馬ですね。
しかし、母系は欧州の重い血統なので、仕上がりがやや遅めなのも兄と似ているところ。
正直前走のベゴニア賞は時計的に評価できませんが、木村哲也厩舎に鞍上ルメールであれば買わずにはいられないところ。
本命とまではいかないものの、対抗ぐらいの評価で買いたいと思います。
スティールブルー(父:ルーラーシップ/母:レディバード/母父:スマートファルコン)
シルク2頭出しで、両方とも上位人気だとなんとも言えませんね。
前走のフェアリーSは初めての右回り且つトリッキーな中山コース。
着差もわずかでしたし、悲観しなくても良いと思います。
ただ、やや後ろからの馬なのでそれがどうか。
騎乗する川田騎手はこのコースで凄まじい成績を残していますから鞍上強化と見て間違いないものの、付き合いの少ない美浦の馬というのもなんというか…
抑え程度の評価に留めたいですね。
注目馬について
ミラビリスマジック(父:キズナ/母:ソーマジック/母父:シンボリクリスエス)
今回本命にしようと思っているのがこの馬です。
新馬・菜の花賞と連勝中であり、今回のメンバーでは最も勢いがありますね。
加えてソーヴァリアントやソーダズリングの半妹という良血馬。
キズナ×シンボリクリスエスと言えばソングラインなど活躍馬を多数輩出した掛け合わせです。
何より国枝厩舎というのも評価できるポイント。
再来年には定年を迎えてしまいますので、その前にこの良血馬で「牝馬の国枝」を示してもらいたいですね。
ショウナンマヌエラ(父:ジャスタウェイ/母:ダイアゴナルクロス/母父:シンボリクリスエス)
ここ2年ほどこのレースがやや荒れているのご存知ですか?
その理由が最初に書いた先行馬なんです。
まあ、ぶっちゃけそんなに期待してはいませんが、今年波乱を巻き起こす存在になりそうなのがこの馬だと思います。
前走は撃沈しましたが、2走前には新潟2歳Sでアスコリピチェーノの0.2秒差2着ですからね。
ちょっとばかし期待しています。
予想
◎ミラビリスマジック
◯ガルサブランカ
▲スティールブルー
△ショウナンマヌエラ
△スウィープフィート