みなさんこんにちは。
秋津です。
いよいよ伝統のG1天皇賞・春が行われますね。
昨年京都開催に戻りましたが、早速春天らしい内容でしたね。
今年は香港チャンピオンズデーと日程が被りますが、それによる乗り替わりは心配しなくても良さそう。
しかし、混戦という評価が正しいと思います。
果たして、今年春の盾を手にするのはどの馬なのでしょうか?
それでは予想していきます。
目次
このレースについて
とにかく血統バイアスが強いレースですね。
過去7年間のうち、阪神開催だった2021年と2022年の2年を除く5年間で見てみると、馬券になった15頭は全て父がサンデー系の馬でした。
一方で最後に父も母父もサンデー系でない馬が馬券になったのは2013年に3着になった外国馬レッドカドーで、日本馬でいうと2012年2着のトーセンジョーダンでした。
阪神開催時にはタイトルホルダーやテーオーロイヤルが長距離で結果を残しながら順当に馬券になっていましたが、京都開催では血統バイアスから荒れることも珍しくないですね。馬券の軸にはサンデー系の馬から選びたいところです。
また、前走を見てみると、順当に阪神大賞典と日経賞から来た馬の成績が良いですね。
特にリピーターには注目です。
まとめると、
- 父サンデー系
- 前哨戦組のリピーター
これらに注目して選んでいきたいと思います。
人気上位馬について
テーオーロイヤル(父:リオンディーズ/母:メイショウオウヒ/母父:マンハッタンカフェ)
今回最も取捨が悩ましいのが本馬。
阪神大賞典を圧勝したのは良いものの、その前にダイヤモンドSを使っていることから上積みがどれだけあるかというのが焦点になりそうです。
しかし、馬体重が450kg台と小柄なことからも京都の春天で好走する条件は満たしていると思われます。
過剰人気な気がしなくもないので、ここは相手に買いたい1頭です。
ドゥレッツァ(父:ドゥラメンテ/母:モアザンセイクリッド/母父:More Than Ready)
昨年の菊花賞馬ではありますが、ここは思い切って軽視したいと思います。
そもそも、今年の始動戦が京都記念だったということは、春の目標はドバイSCだったのでは?
また、金鯱賞にスライドしたということは目標も大阪杯にスライドしたということだと思うのですが、ここでの結果が芳しくなかったからなのか春天に変更ということなのでしょう。
血統的にもサンデー系の産駒ではありませんし、ローテ的にも評価できるところはないので消しにします。
サリエラ(父:ディープインパクト/母:サロミナ/母父:Lomitas)
牝馬が勝てば71年ぶりの快挙だそうですね。
このサロミナの系統は兄のサリオスこそ大型馬ですが、それ以外の牝馬たちは軒並み小柄ですよね。
前走のダイヤモンドSもまさか2着にくるとは思っていませんでしたが、これはディープインパクトの影響を受けたものだからなのでしょう。
しかし、G1でテン乗りは割引材料ですし、何より傷腫れにより帰厩が1週遅れたことがあったようです。
少し状態面に不安が残りますね。
注目馬について
ディープボンド(父:キズナ/母:ゼフィランサス/母父:キングヘイロー)
正直衰えがきていることは否めません。
しかし、前走阪神大賞典から高齢馬が激走を見せることは珍しくありませんし、京都の舞台が合っているのも本馬の強みですね。
今回テン乗りになるのは決してプラス材料ではありませんが、幸騎手は大型馬との相性が良いことでも知られていますし、同じキズナ産駒のアカイイト同様の激走を見せて欲しいですね。
チャックネイト(父:ハーツクライ/母:ゴシップガール/母父:Dynaformer)
前走AJCC1着からの参戦はフィエールマンでの実績があるので、そこまで目くじら立てなくても良さそうです。何よりハーツクライ産駒ですし。
母父がロベルト系なのもこのレースで実績があります。
今回参戦するサンデー系の産駒の中では不安要素が少ない馬ですね。
鮫島克駿騎手の初G1制覇に期待です。
予想
◎ディープボンド
○チャックネイト
▲シルヴァーソニック
△テーオーロイヤル
△タスティエーラ