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有利なのは内か外か? 重賞予想〜G3第56回ダービー卿チャレンジトロフィー〜

みなさんこんにちは。

秋津です。

 

春のG1シーズンが始まったばかりですが、今週の大阪杯の資金を前日に稼ぎましょうということで、土曜中山のメインレースではダービー卿チャレンジトロフィーが行われます。

過去にはモーリスが勝利したレースでもありますね。

近年は隔年で荒れているようなので、今年はひょっとするとひょっとするかもしれませんね。

 

それでは予想していきます。

 

 

目次

 

このレースについて

同じ条件で行われるレースに京成杯AHがありますよね?

冷静に考えてみると、全く同じ条件で行われるのですから何か関連がありそう…

有体に言えば、京成杯AHの成績とこのダービー卿CTの成績には関連性があるのでは?

そこで、去年の両レースを見てみましょう。

 

ダービー卿CT

 

京成杯AH

 

昨年ダービー卿CTを勝利したインダストリアはその後京成杯AHにも出走しましたが、1番人気7着と敗れてしまいました。しかも京成杯AHの方が時計が早いにも関わらず。

ではメンバーレベルが高かったレースだったのでしょうか?

勝ったソウルラッシュはその後のマイルCSで2着、2着のウイングレイテストはスワンSで重賞初勝利しましたから、その見方もできなくはありませんが、そもそもこの両レースには微妙な違いがあると思います。

それは、馬場の内外の差です。

上記のレース映像を見返してみると、ダービー卿CTはBコースへのコース替りとはいえ、馬場の外側が有利で、4コーナーを外回ってくるか追い込んでくる馬が結果を残しています。

一方で京成杯AHは夏のローカル開催が終わった後の中山開幕週に行われますので、必然的に前が止まらず馬場も内側が有利です。

その為、昨年はダービー卿CTらしく勝ったインダストリアは京成杯AHで前を捉えられず負けてしまったのではないでしょうか?

裏を返せば、京成杯AHの内容によってはダービー卿CTで狙えるとも考えられますね。

 

また、ハンデG3ですから、3勝Cからの昇級戦になる軽ハンデの馬にこそ注目ですね。

今年も面白そうな馬が何頭かいます。

 

まとめると、

これらを中心に選んでいきたいと思います。

 

人気上位馬について

ディオ(父:リオンディーズ/母:エターナルブーケ/母父:マンハッタンカフェ)

前走の東風Sはこのレースの勝ち方に近しい内容だったと思います。

時計こそやや心許ない感じがしますし、今回背負う斤量も57.5kgと決して軽くはありませんが、58kgを背負って勝っていますし、そこまで心配する必要はなさそうです。

ただ、中2週と間隔が詰まっていることもありますので、消しにすることはありませんが、抑え程度の評価にはしておきたいと思います。

 

パラレルヴィジョン(父:キズナ/母:アールブリュット/母父:マクフィ)

前走のニューイヤーズSはルメール騎手の内を突いた見事な騎乗でした。

おかげで後を走っていたダノンティンパニーは見事に前が壁となって飛んでしまいましたね。

流石トップジョッキーです。

しかし、過去の傾向として内がそれほど有利でなさそうなことからもやや評価は落ちるでしょうか?

前走の勝ち時計が良いだけに買わないことはないですが、印は低めです。

 

クルゼイロドスル(父:ファインニードル/母:スタリア/母父:アルカセット)

今回ハナを切るとすればこの馬でしょうか?

今年のメンバーを見ると、前に行きたい馬も少なく、この馬が楽にハナを切れると思いますが、このレースの傾向には合致しないので、ここは切りたいと思います。

 

注目馬について

ニシノスーベニア(父:ハービンジャー/母:リップル/母父:アグネスタキオン)

今回の本命はこの馬でいきたいですね。

前走の幕張Sは稍重ながら1分33秒7と良馬場に近しい内容でしたし、後続に5馬身差をつけての圧勝は道悪だったからという理由だけでは片付けられなさそうです。

今回は3勝Cからの昇級になるので、斤量も56kgと軽いですし、ここでも一発やれるのではないでしょうか。

 

アスクコンナモンダ(父:ダイワメジャー/母:アンナモンダ/母父:Monsun)

前走の東京新聞杯は前有利の展開ながらも3着馬にハナ差の4着で1頭だけ伸びておりましたから、単に実力差で負けたとは言えないでしょう。

そもそも、3走前の京成杯AHでは3番人気に支持されていた馬ですし、これは展開が向かなかったと考えれば買い時はここかもしれません。

 

予想

◎ニシノスーベニア

◯アスクコンナモンダ

▲ディオ

△パラレルヴィジョン

△レイベリング